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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2012

藤田寛之が「最終日まで狙える位置にいて、おかしくない存在」

42歳が今や、自信に満ちている。昨年は、最終戦の日本シリーズで大会連覇。そして、今季はさっそく第2戦のつるやオープンで大会2勝目をあげて、今年のメジャー初戦は絶好調での会場入りだ。

「最終日にタイトルを狙える位置にいて、おかしくない存在」と、自ら今週の“本命”であることをほのめかした。

数年前は、後ろ向きな言葉しか出てこなかった。スイングに悩み、苦しみながらラウンドするのが常だったが、「今はスイングの方向性が見えている」との確信がある。

「それを高いレベルで4日間維持出来れば」。
誰よりも、“日本”と名のつくタイトルに、こだわりを見せる一人が藤田である。

前の中日クラウンズは、韓国のI・J・ジャンが制して、上位も外国勢が独占したことに主力の日本勢として心を痛めていただけに、「僕らが頑張らないと」と、なおさら気合いが入っている。

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