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JGTO Novil FINAL 2012

いよいよチャレンジ最終戦「JGTO Novil FINAL」10月17日開幕!

昨年優勝した額賀辰徳
3月に開幕した2012年のチャレンジトーナメントも、これまでに12戦を消化し、いよいよ最終戦を迎える。10月17日(水)から19日(金)までの3日間、54ホールストロークプレーで行われる「JGTO Novil FINAL」(賞金総額1000万円 優勝賞金200万円)だ。

出場できるのはチャレンジトーナメント賞金ランキング上位36名まで。賞金ランキング1位の選手は、翌年1年間のシード権を獲得し、賞金ランキング2位から8位までの選手が翌年のツアー前半戦の出場優先権(第1回リランキングまで)を獲得できる。現在、チャレンジで2勝を挙げた河野祐輝がランキング1位で、ヤン・ジホ、貞方章男と続いている。僅差だけにこの最終戦次第で逆転もありうる。出場する多くの選手に、それぞれランキングの、または8位までのチャンスが残されている。

会場となるのが、ザ・カントリークラブ・ジャパン(千葉県木更津市)だ。太平洋クラブ御殿場コースなどを手がけた加藤俊輔氏の設計で、美しい造形美の中に、戦略性の難しさを追求したコースだ。池、バンカー、マウンド群、アンジュレーションのあるグリーンが巧みに配され、プレーヤーを悩ませる。今年はツアーのダイヤモンドカップが開催された。そのためにコース改造をしており、ティインググラウンドやグリーンが新設されるなどして、難易度は昨年より増している。選手にはこのコースをどう攻略していくのか、腕の見せ所だ。

昨年この大会に優勝したのは額賀辰徳。大会前のランキングが1位で、自ら優勝してその座を守り、有終の美を飾った。今年はツアー開幕戦の東建ホームメイトカップで初日いきなり64をマークして、首位に立つなどの活躍を見せている。

今年の最終戦に出場している選手たちにも、来年はツアーで活躍する姿を見せてほしいものだ。そのためにもまずはこの試合できっちりと結果を出すことが求められる。
  • チャレンジトーナメント賞金ランキング上位者が翌年のツアー前半戦への出場優先権を獲得

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