2012年チャレンジトーナメントの賞金王は、河野祐輝だった。「ほっとしました。追われる立場だったので。初日に2位のヤン・ジホ、3位の貞方（章男）さんと回って、ヤンが1，2番連続バーディで、貞方さんも2番バーディで、気持ちが焦ってしまった」と初日3オーバー75と大きく出遅れた。

だが、これで組み合わせが早いスタートになったのが「逆によかった」。開き直り、2日目からは2日連続69で回り、結局通算3アンダーの13位タイで終わることができた。

チャレンジの賞金王には、リランキングなど関係なく翌年1年間のシード権が与えられる。
今年はツアーには11試合出場したが、予選通過はわずかに4試合にとどまった。「パーオン率がひどかった」というように61.3％だった。

今後は来年「シードを獲れるようにオフシーズン」を過ごす予定だ。「トレーニングをして」現在７５ｋｇの体重を７０ｋｇぐらいに絞り、アスリートの体に仕上げたいそうだ。
また「今年1年レギュラーツアーで通用しなかったところを練習して、来年のツアーを迎えたい」とやる気満々だ。

愛媛県出身の河野は、11月kochi黒潮CCで行われるカシオワールドオープンに出場する。「自信をつけて終えられたらいい」と次のツアー出場へ気持ちが変わった。

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