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ダイヤモンドカップゴルフ 2013

松山英樹は初のジャンボと同組に

この日のプロアマ戦で、前の組の藤田とたわむれる松山
あのころとは、ゴルフも、パワーも、身体も雲泥の差だ。初々しかったあのころ。今大会はやはり大洗ゴルフ倶楽部で行われた2009年に、難コースに挑戦したのは、高知県の明徳義塾高校3年生のとき。

当時17歳は、同い年の石川遼を「ライバル」と語り、最終日はその石川や、昨年の賞金王の藤田寛之らと並んで、通算6オーバーで30位タイにつけた。
あれからわずか4年の間に、すでにツアー通算2勝のプロゴルファーとして、あこがれの人の前に立つ。

大会初日は、ジャンボ尾崎とのラウンドに、
「回ってみたかったので、凄く嬉しい。しっかりとプレーして認めてもらえるように頑張りたい」。

今年は、プロ初優勝をあげた開幕2戦目のつるやオープンで、初日に史上初のエージシュートを達成したジャンボと表彰式で席を並べて、「お前が引っ張っていかないと、ツアーは面白くならない」と直々に、エールを受けたばかりだ。

コースの印象は、4年前の印象とさほど変わらず、この日はプロアマ戦で18ホールを見て回っても、「難しいです。林に入れると、出すだけなる」。特にティショットに不安を抱えているだけに、警戒心は募るばかりだが、今年の大会テーマは「復活、大洗。」。

今もなお、復興が進まぬ第二の故郷の宮城県の現状が気がかりな21歳は、ここでも思いは同じだ。
「町が、活気づくような形になればいい。諦めない姿勢、投げやりな態度を取らないプレーがしたい」。ゴルフがせめてその一助となるように、怪物ルーキーも立ち上がる。

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