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ダイヤモンドカップゴルフ 2013
ディフェンディングチャンピオンは藤田寛之
大会にかかわるすべての方が参加できる“チャリティトーナメント”は、今年は東日本大震災で大きな被害を受けた大洗町の復活を、いちばんのテーマに開催される。
連覇がかかるのは、藤田寛之。昨年は、千葉県のザ・カントリークラブ・ジャパンを舞台に、最終日を4打の大差をつけて迎えながら、15番でシャンクのOBを打つなど薄氷の逃げ切りVにも、その年早くも2勝目に、自身2度目のマスターズの出場権を、ひそかに胸に期す勝利ともなった。
初の賞金王獲りの契機にもなったこの大会。
今年は2月に発覚した肋骨の疲労骨折も完全に癒えつつあり、先の日本プロでは2位タイにつけるなど、勝負強さも戻ってきた。難攻不落の大洗は、43歳の闘志をかき立てるにも十分すぎる舞台だ。