渡米前の、大事な1戦。このあと、米国と国際連合の対抗戦「プレジデンツ杯」を皮切りに、米ツアーに腰を置く。長く日本を留守にする前に、松山はいま以上にさらに水をあけておきたい考えだ。
先のフジサンケイクラシックで今季3勝目をあげて、獲得賞金は1億5194万7448円。すでに2位のS・J・パクとは、9710万円以上の差をつけてはいるが、「もっと加算をして、抜かれないようにしておきたい」。
2試合連続Vと、今季4勝目で誰にも突き崩せない牙城を築く。日本を離れる前に「弾みをつけたい。そういう意味でもこの試合は大事」と、輪厚で自らに大きな餞別を贈るつもりだ。