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ダンロップフェニックストーナメント 2013

ルーク・ドナルドは松山との直接対決に

昨年は、2位の松山に5打差をつける圧勝を飾ったルーク。さらにその前年の2011年には史上初となる米欧両ツアーのW賞金王に輝くなど、華やかなこの2年間と比べると、未勝利に終わったこの2013年シーズンは、本人にとっても不満の残る結果となったが、手をこまねいていたわけではない。

「今年は16年来の付き合いだったコーチを変える決断をした」という。
8月の全米プロのころから、チャック・クックさんと新たな二人三脚をスタートさせて「もともとアップライトだったのを、フォロースルーを長く取るように変えて、手首もあまり使わないスイング。レベルの向上に取り組んでいます」。

手応えも出てきているようで、ここフェニックスカントリークラブは「良い思い出もたくさんあり、大好きなコース。またここで、良いプレーが出来ると思うと、ワクワクしますよ」と、不振の今季を払拭する連覇達成もしっかりと視野に入れている。

初日、2日は昨年、振りちぎった松山英樹との直接対決。「去年は一緒に回れなかったけど、最終日には後ろの組から追い上げてきたし、今年はプレジデンツカップでペアを組んだアダム・スコットも、“凄く良い選手だ”と、言っていた」とその情報も入手済みで「今年も、また一緒にリーダーボードに名前を載せて、今年は優勝にむけて、直接対決が出来ればいいね」。21歳からの挑戦も、受けて立つ。



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