いつも贈り物をもらってばかりのミスターに、選手たちから今度は心をこめて、プレゼントを贈ることに決めた。今大会の名誉会長、長嶋茂雄氏が国民栄誉賞を受賞。５月５日に、松井秀喜さんとともに臨んだ東京ドームでの授与式は、日本中に感動の嵐を巻き起こした。

ツアープレーヤーたぢも、改めてその偉大さを噛みしめた。「同じスポーツマンとして大変誇らしく思うとともに、心から嬉しかった」とは、選手会長の池田勇太。

野球界のみならずスポーツ界、とりわけゴルフ界には特に、ミスターの名前を冠したこのセガサミーカップを通して多大な発展に貢献してくださっていることには選手一同、感謝してもし足りない。

選手たちで、何か喜んでもらえるものをと話し合い、永久欠番の背番号３にちなんで用意したゴールド製の３番アイアンは、国民栄誉賞のお祝いというのみならず、選手たちからの日頃の感謝の気持ちを一杯に込めた。

この贈呈式を、セガサミーカップの最終日に、表彰式の場を借りて行うことになりました。「ささやかなですが、セレモニーを考えておりますので、多くの方に、会場に足を運んでいただき、僕らと一緒にセレモニーを盛り上げていただければ幸いです」（池田）。
とりわけ、選手たちにはそのときのミスターの笑顔が今から楽しみです。

• 池田 勇太