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フジサンケイクラシック 2013

今季初メジャーを経験した歴代チャンピオン、丸山大輔は

今大会は2005年のチャンピオン。アジアンツアーでは2勝を挙げて、その実績から考えても周囲から「意外」と驚かれたのが、今年7月。3月にタイで行われたアジア予選を突破して、つかんだ全英オープンの出場権は、実は自身初のメジャー切符でもあった。

「いや、とっくに何度か行っていると思っていたと、けっこう回りから言われたんですけど、実は初めて。42歳で初、・・・ってちょっと恥ずかしかったんですけどね」。

そして、いざリンクスコースでは、まったく歯が立たずに打ちのめされて、予選落ちを喫した際には、あまりのショックに思わず「僕のゴルフ人生は終わった」と、つい引退宣言めいた発言をして、これまた周囲に騒がれた。

あのときは、あんなことを言ってしまったけれど、あれから2ヶ月あまりが経ち、冷静になって振り返ってみれば、「面白かったですよ・・・うん、面白かった」と、貴重な経験をしたと、考えられるまでに、立ち直ってきた。
「やっぱりね、誰でもそうですけど、いきなりああいうところに行って、結果を出すのは簡単なことではないから。これから何度でも、またああいう舞台に立てるように。僕もここから頑張っていかないといけない」と、ベテランが初メジャーでの経験を糧に、思い出の富士桜で奮い立つ。

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