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Indonesia PGA Championship 2013
松村道央が「今日の1枚になっちゃうよ!」
プロアマ戦は26日火曜日の一場面。
プロアマ戦の出場選手でなければ会場のエメラルダゴルフクラブをラウンド出来ないこの日は、上井も松村道央も練習場での調整中の出来事。
上井がプププっと笑いながら、松村の右頬を指して言った。
「何、それ。フグみたい!」。
仲良しの2人ならではの遠慮のない一言は、確かによく見ると、ちょっと心配になるくらい、松村の頬が腫れている。手術をしたのはもう1ヶ月ほど前のことだ。
前回の「タイランドオープン」の直前。
知らないうちに、右の奥歯に脳胞が出来ていたのが判明したのは昨年12月。
久しぶりに歯医者に検診に行き、レントゲンを撮ってもらって分かった。
もう数年前から出来ていたそうだが、ほとんどの場合自覚症状がないうちに進行して突然、腫れ出したりするらしい、とは香織夫人のご説明。
「それで、主人も知らない間に大きくなっていて・・・。とうとう、3月初旬に奥の親知らずを抜いて、脳胞の摘出手術をしたんです」。
主治医に聞くと、松村のように術後2週間ほど経っているのに再び腫れ上がる場合も、ままあることらしい。それでも、心配した香織さんは夫の練習中に、クラブハウスまで戻ってきて再度、医師に国際電話で対処方法を確認していた。
「今週のインドネシアは暑いですし、ばい菌が入ったりしたら大変。注意して経過を見ていくようにします」。
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