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elite grips・JGTOチャレンジ III 2013

内藤寛太郎が逆転でチャレンジトーナメント2勝目を飾る。

(写真左から)ココパリゾートクラブ 代表取締役 福田様、㈱エリートグリップ 代表取締役 軽部様、内藤寛太郎、小斉平優和くん、JGTO小山和顕
『elite grips・JGTOチャレンジⅢ』最終日、首位と4 打差の5 位タイでスタートした内藤寛太郎が、前日に引き続きのノーボギーのゴルフで66をマークし、トータル11アンダーでフィニッシュ。
逆転でチャレンジトーナメント2勝目を飾った。

チャレンジトーナメント2勝目を決めた内藤に喜びの一言を聞いたところ、「嬉しいの一言です。妻に優勝の報告をしたら泣いて喜んでくれました。4打差あったので苦しいとは思っていましたけど、諦めずに自分のゴルフが出来たらいいと思っていたことがいい方向にいきましたね。」

内藤にとって、会場の「COCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジゴルフコース クイーンコース」は因縁のコースと言ってもいいかもしれない。
昨年2012年に行われた『elite grips・JGTOチャレンジⅣ』では、予選会をトップで通過し本戦でも初日を首位タイ。しかし最終日にスコアを崩し、涙を飲んだ記憶がある。その記憶が内藤を優勝に導いた。
「去年の苦い経験があるので、今年はそうならないようにと最後まで気を抜かずにやりました。」

本大会で特別協賛頂いている株式会社エリートグリップ。出場しているツアープレーヤーの中にもエリートグリップ社のグリップを使用している選手は多いが、内藤もその一人だ。ちょうど1年前の『elite grips・JGTOチャレンジⅣ』から使い始めての優勝、まさに恩返しの優勝だ。

ノーボギーのゴルフだったが、内藤自身調子は良くなかったという。
「調子自体はあまり良くなかったけど、ミスがいい方向に向いてくれて、流れも良かったしいいパターが入ってくれたことがスコアに繋がってくれました。」

今シーズンの内藤は、レギュラーツアーとチャレンジトーナメント両方に出場し、セッティングの違いに戸惑い苦しんでいた。
しかし、今回の優勝で賞金180万円を獲得、今シーズンの獲得賞金を260万2307円とし、チャレンジトーナメント賞金ランキング11位に浮上。チャレンジトーナメント賞金ランキング2位から9位までの8名に与えられるツアートーナメント前半戦の優先出場順位(裏シード)獲得へ向け望みを残すと同時に、11月に開催されるレギュラーツアーの『カシオワールドオープン』の出場権も獲得した。

チャレンジトーナメント残り2戦、そしてレギュラーツアーでは『日本オープン』と『カシオワールドオープン』の2試合の出場を予定している内藤。後半戦の戦いへ向けて自信を深めたようだ。
「優勝したからではなくて、調子が良くない中でノーボギーで回れたことが僕にとっては大きかったし、自信にもなりました。」
自信を取り戻した内藤の裏シードへの道は目の前だ。残り2戦の内藤の戦いに注目したい。

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