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ANAオープン 2014
ベストアマチュア賞は16歳! 片岡尚之さん
今年は北海道アマを制覇。また、道勢としては初の日本ジュニアを制して臨んだ今大会は、これまた道勢アマ初の決勝ラウンド進出は、2日目にあの石川遼と同スコアで予選を突破。
石川は今季の片岡くんの活躍を知っていて「一度、ゴルフを見てみたい」と言っていたそうだ。伝え聞くなり頬を染めて「僕も・・・見たいです」と、片岡さん。
史上最年少の15歳でプロの試合を制してそのままスター街道を駆け上がっていった憧れの先輩は「練習場で、またまた僕の前で打っていて。時々休むふりをして見ていた」と、盗み見だけでは飽き足らずに、スコアが並んだ2日目は、「一緒の組で回りたい」と、16歳の切な願いも空しくひとつ前と後ろの組に分かれてしまって「家に帰ってペアリングを確認して一人で“わ〜、なれない!”と。叫んじゃいました」。
いきなり奇声を発した息子に、いったい何事が起きたかと、家族を心配させたほど。
石川との直接対決という願いは叶わなかったが大勢の地元ギャラリーに囲まれて、たくさんの声援を受けて頑張った輪厚での週末。
「プロの試合のほうが楽しい。僕はお客さんがたくさんいたほうが、やる気が出るので」と、最終日の最後の9番はバーディ締めで、地元ギャラリーを、沸かせればますます楽しい。
チャンピオンと肩を並べた表彰式では宮本が「また来週!」。次週のアジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップ」では2週連続のプロトーナメントに「来週も、予選通過をしてギャラリーを沸かせられるように頑張ります」。2週連続の表彰式が目標だ。