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トップ杯東海クラシック 2014
藤田寛之が狙う! 自身初の2週連続V
難コースでこそ燃える45歳は、深いラフと今年は例年以上に硬いグリーンの三好にさっそく、「やりがいがある」と、喜々としてコースに向かう。
「ティショットから、最後のパットまで気が抜けない。ショットもパットも、全てにおいて、整えられないとスコアが出ない。こういうコースはやってて楽しい」というから、筋金入りだ。
先週は、とうとう賞金ランク1位に踊り出て、早くも2年ぶり2度目の賞金王を乞う声も、「急にそこに気持ちを持って言っても」と相変わらず慎重に「まだツアーは残り10試合もありますし、そこは残りの3戦くらいで。そこまでに、レース場に残っていることが大事」と、それよりも今週気がかりなのは、師匠のこと。
東海テレビ放送主催の今大会で、テレビ解説をつとめる芹澤信雄。
昨年は、苦い思い出がある。「確か、去年は上がってきて“公開ダメ出し”をされた記憶が。公共の電波で怒られた自分って・・・」と、ちょっぴり恥ずかしい思いは今でも忘れられない。
「今年はそういうことのないように」と、師匠にも胸を張れるゴルフで2週連続Vを決めてみせる。