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ブリヂストンオープン 2014

矢野東は「夢も希望もない最終日ですが・・・」

ホールアウトするなり、丸山茂樹に駆け寄った。この日はテレビのラウンドレポーターでコースを回っていた日大の先輩も、矢野には一言申したくてたまらなかったようで、「見ていて、途中で言いたかったくらい!」と、アテスト小屋横でさっそく身振り手振りの即席レッスンが始まった。
シーズン途中に踏み切ったスイング改造だがこの日3日目は「アンコントロール!」。つまり、制御不能に陥って、「疲れた・・・今日は疲れた!」。
這々の体で、それでも単独2位にしがみついて、「よく耐えた」と、首位とは3打差。

2011年のとおとうみ浜松オープン以来となる久しぶりの最終組も、「明日は夢も希望もない最終組になりそうですが」と、なんだか頼りないが「ショットさえ、上手く修正出来れば、パットは孔明よりも、僕のほうがいいので」と、丸山の助言を胸に、足早に練習場に向かって「もう、必死です!」。なりふり構わず、復活を目指す。

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