Tournament article
日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2014
連覇を狙う、小平智
先輩方にお叱りを受けたのは、先月。オープンウィークに平塚哲二と一緒にラウンドする機会があった。「連れていっていただいた」と、その目的のひとつは、後輩にカツを入れるため。
「たとえ予選落ちが決まっても、集中してゴルフをしろ、と。1打でも良いスコアで上がってくるつもりでやらなくちゃダメだ、と」。
説教されて、目が覚めた。
心当たりもあった。
「下らないボギーを打つとすぐにイライラして、もういいや、とか」。それとまだ、ツアーは始まったばかりだから、とか後半戦で頑張ればいいや、とか。
または、昨年の「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」(今年から新名称「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」)のツアー初Vで5年シードを持っているから、とか。
「そんな悠長なことを言っているうちに、今年も終わってしまうぞ」と、平塚にきつく言われて反省しきりだ。
確かにうかうかしているうちに、次は早くも連覇をかけて挑む週。昨年、制覇をした宍戸の森は難攻不落の舞台で今年こそ、「1打でも良いスコアで上がってきたい」。思いのたけをかけて挑む。