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関西オープンゴルフ選手権競技 2014
今年はプロ1年生として挑戦、大堀裕次郎は「後輩たちに負けられない」
「なんか、あれ以来俺になついてくんだよな」と、池田もまんざらでもなさそうに、無類の面倒見の良さで、この日も後輩のレッスンに熱が入った。
「勇太さんは、その時々に応じたいろんな打ち方を持っているから」と、いまは特に大堀自身も力を入れているというアプローチ。「ショットでミスをしたときに、そこでカバーしていきたい」と、教わる側はなさおら熱心に「今日は目玉のバンカーで、開いて打つバージョンを教えてもらった」。
「・・・おまえ全然、目玉から出ないじゃねえか!」と叱責も飛んだ池田のスパルタ教育にも「勉強になる」と、喜々として取り組みいよいよ本番に備える。
近頃、成長目覚ましい“大院大”は今週はプロアマチュア問わず、また大堀のバッグを担ぐキャディや、在学生の部員のみなさんによる大会運営のアルバイトなどそれらをすべて含めると、15人余が現役OBらが会場の六甲カントリー俱楽部に集まり、80回の記念大会を盛り上げる。
その中でも最筆頭は「後輩たちには負けられない」。
昨年は2日目に単独首位に立った思い出のオープン競技で今年も主役の座は譲れない。