ディフェンディングチャンピオンの鈴木亨が1イーグル・9バーディ・2ボギーと大爆発し、単独首位スタートを決めた。OUTスタートの鈴木は2番でバーディを奪うと、5番から3連続でバーディを決めるなど、フロント9で6アンダーをマーク。ハーフターンした10番ホールでこの日最初のボギーを叩いてしまうが、11番、12番ホールでバーディを奪い、すぐに立て直した。さらに16番では、12ヤードのアプローチを直接ねじ込みイーグルを記録した。「さすがにあれが入ったときは怖くなりました (笑)。でも上がり2ホールが悪かったので、うまく帳尻が合った感じになってしまいましたね。」17番のボギー、18番のバーディチャンスを決めきれなかったことに悔しさを感じながらも、「初日のスコアとしては上出来です。」と手応え十分だ。
昨年は、最下位で予選を通過しながら、最終日に61ストロークを記録し、大逆転優勝を決めた。今年の最終日は追われる立場で迎えるが、「久々に正真正銘の優勝争いを楽しめると思います。」と意気揚々。
連覇へ王手をかけた鈴木から、最終日も目を離すことはできない。