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〜全英への道〜 ミズノオープン 2015
ホストプロ! 手嶋多一が7位タイ浮上
「毎日、69でいいと自分で思ってやっているから」。上に一人、突っ走っている選手はいるが、その方針は変えないのは昨年の反省からだ。
首位タイの最終組でコースに出た3日目。「その気になったのがいけなかった」。75を叩いて脱落した苦い記憶。最終日は、またしても全英オープンの権利がある上位4人にも入れず、「僕らミズノ勢からは、もう何年もイギリスに行けてない」。
大会主催のミズノを代表する所属プロとしての責任がなかなか果たせず、申し訳ない気持ちで一杯だ。
初日は、6アンダーの3位タイにつけた白潟英純は、49歳のホストプロ。しかし、この日は前半の7番から連続ボギーのあとに、9番で池ポチャのトリプルボギーを打つなど、「なんとか予選は通過できて良かった」と、42位タイまで落ちて胸をなで下ろした
ベテランと入れ替わりに、今度は46歳の手嶋が7位タイに浮上して、「ミズノはおっさんが頑張っている」と、こちらも自らを茶化しつつ、「ここはそういうゴルフが必要なコースなのかもしれない」と、週末も虎視眈々と、プロ22年のゴルフ人生で培われた技と経験で勝負する。