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HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 2015

ホストプロ! 黄重坤(ハンジュンゴン)が単独2位に

23歳のホストプロも静かに闘志を燃やしている。風が止んだ石岡で、猛攻が始まった。5番で225メートルの2打目をスプーンで5メートルにつけてイーグルを奪うと、「今日は、昨日よりコースが易しい」。見て取るや、一気にリーダーボードを駆け上がった。久しぶりに応援きてくれたアボジ(お父さん)の前で、64で回ってきた。

今週は、先輩から“レンタル”したプロキャディにも助けられている。ジェイックさんは、趙珉珪(チョミンギュ)の2つ上のお兄さんで、今週は珉珪(チョミンギュ)が一度、韓国に帰ると聞いて、頭を下げて頼み込んだ。

普段から仲良しで、夜もよく一緒に食事をする仲間でもある。「仕事ぶりは当然ですが、お兄さんには何より精神的に支えてもらっています」と、おそろいの帽子をかぶればなおさら足並みもよく揃う。

ジェイックさんにも「HONMA」のロゴが入ったキャップをかぶってもらった。「今週は、大事なスポンサーの試合なので」と、頭を下げた。2年前に総合契約を結び、今年はシーズン途中にドライバーの長さを替えてもらうときにも、快く応じてもらった。
今は兵役中のI・H・ホに、46.5インチのドライバーを打たせてもらったところ、「びっくりするくらいよく飛んで」。さっそく自分も同じ長さにしてもらったが、「やっぱりコントロールが難しかった」と、結局今年序盤に断念。
そんなプロのわがままにも迅速に応えてくれる。
「今日も本間のドライバーで、フェアウェイをいっぱいとらえることが出来ました」と、感謝の単独2位浮上。
もちろん最終日にこそ、ツアー通算3勝目で報いたい気持ちで一杯。「この試合で優勝したい。でも、今はまだ考えすぎないようにしたいです」。まだ余分なプレッシャーを感じるには早すぎる。

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