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HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 2015

矢野東もホストプロ! 自己ベストの63をマーク

本間契約のホストプロの活躍で賑わう中で、矢野も実はホストプロだ。主催2社のアコーディアゴルフのサポートプロは、「ホームコースの地の利を生かした」。
初日からカチコチのグリーンは、さすがに通常営業の比でないが、ジャック・ニクラウスが施した。うねるグリーンの攻略はお手のもの。

「オフにここでアプローチ、パターの練習をして、アンジュレーションは分かってる」。例えば11番は、あえていったん花道に置いたり、「スロープを使ってピンに寄せるルートとか」。知り尽くした庭で、この日は存分に暴れてきた。

ボギーなしの8アンダーは、自己ベストの63。前日2日目の予選ラウンド最終日は、通算2オーバーに、予選落ちをしたと思った。
都内の自宅への帰路で、ギリギリの予選通過と分かって、宿を取り直して夜のうちに戻ってきた。

「オヤジに電話で、明日は攻めるよ」と週末は、ホスト試合での活躍を誓った。「その通りに回って来られてオヤジも喜んでいると思います。明日も超攻めていく。全力を出し切る」。

今大会終了後に出場優先順位が組み替えられる「フォールシャッフル」は、10番目までに与えられる再来週以降のツアー出場権には、まだ届かない18番目。「出る試合でベストを尽くすしかない」と、ここで一気に巻き返して恩人を喜ばせたい。

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