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Masters Tournament

松山と@中島さんがイーブンパーの72、金谷は75(マスターズ初日)

史上4人目の連覇がかかる松山英樹は3バーディ、3ボギーの「72」で初日を終えた。


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この日はときおり突風が吹く難条件。

ティショットを曲げた3番でボギーを先行させたが、8番のパー5でアプローチを寄せてバーディを取り返した。

 

イーブンパーで折り返した後半は11番、さらにティショットを池にいれた12番パー3で連続ボギーを叩いた。

 

2オーバーと崩したが、パー5の13、15番を2オン2パットのバーディとし、再び振り出しに戻してきた。

 

スタートの1番で2打目を外すなど「最初はどうなるかと思ったんですけど、徐々に自信を持って打てるようになったのでそこは良かったなと思います」と、最後18番も絶妙の小技でしのいだ。

 

痛めていた首の影響で、トレーニングや調整ができないまま臨んだ。

「自分の状態が本当によくなかったので。その中で風に助けられたのもありました。15番なども3ウッドで思い切り打てる距離が残ってくれたのが良かった」と話し、「ショットでチャンスにつけられない状態なので。パットとアプローチでしのいでいかないと、という戦いになる。そこを重点的にやりたいなと思います」と、2日目以降を見据えた。

 

そのほか、3年ぶり2度目の出場を果たした金谷拓実は3オーバーと出遅れた。

1番から連続バーディで、さい先良くスタートしたが、「後半は風のジャッジミスなどで、スコアを崩してしまった」と、そのあと6つのボギーで後退。

「明日また切り替えて、良いプレーができるように頑張りたい」。

 

また、アマチュアの中島啓太さんは、3バーディ3ボギーの「72」で、松山とスコアを並べた。

 

最後18番では2打目が観客に当たり、グリーン横まで出てくるハプニングもあったが、当たった方にお詫びしてからしっかり寄せてパーセーブ。オーガスタでもいつものように、コースに一礼して戻った。

 

初出場とは思えない落ち着きで初日を終えたが、スタート時は満員の観衆に迎えられ、「回りの声が聞こえないくらいに緊張して手が震えていた」という。

 

「感覚的には水の中にいるような感じ。凄い苦しいときもあったけど最後イーブンパーで回れたのは良かった。朝から凄い声援を受けながらプレーができて楽しかった」と、初舞台で生き生きと「明日からまた切り替えて、キャディさんとコミュニケーションを取って頑張りたい。最後まで諦めずにプレーして、どんな結果になっても堂々とファウェイを歩けるようにしたい」などと話した。

 

なお、昨年2月の大事故から奇跡の復活初戦を迎えたタイガー・ウッズは1アンダー。

 

16、17年を日本ツアーでプレーし、米1勝のイム・ソンジェ(任成宰、韓国)が5アンダーと健闘している。


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