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東建ホームメイトカップ 2016

東建ホームメイトカップキッズイベント第17回桑名スナッグゴルフ大会を開催

桑名スナッグゴルフ大会も3ホールにわたるプレーオフの激戦で決着

昨年の賞金王である金庚泰が、ツアー11勝目を3ホールに渡るプレーオフで制した、東建ホームメイトカップのその同じ会場で、東建ホームメイトカップキッズイベント第17回桑名スナッグゴルフ大会が開催され、これまでで最多の47人の小学生が参加して行われた。

未明から降り始めた雨は、次第に強さを増し、更に強い風も相まって、傘がひっくりかえるほどの荒天に、スナッグゴルフ大会の参加者特典となっていた、プロと手をつないで1番ティに入場するキッズエスコートが直前で中止となってしまったが、桑名スナッグゴルフ大会の開会式前には天候が回復して、競技は6ホールに短縮されてなんとか開催することができた。

金庚泰と近藤共弘とのプレーオフも激戦だったが、こちらのスナッグゴルフ大会も、19ストロークで並んだ3人によるプレーオフも激戦となった。
20ヤードのパー3で行われた1ホール目は全員バーディで譲らず、17ヤードにフラッグ位置を変えての2ホール目は、在良小学校5年の原田伊蔵くんがパーで脱落、更に23ヤードに変更された設定での3ホール目では、強気にバーディを狙いに行った修徳小学校の寺田壮太くんのパットが大きくオーバーしてボギーとし、対する藤が丘小学校の諏訪龍ノ介くんがパーをセーブして決着が付いた。

尚、スペシャルゲストとして応援に駆け付けた宮里優作プロが、ティトスをしてプレーオフの打順を決めたり、プレーオフ3ホールの熱戦を応援したり、更には参加児童たち全員に、サインや記念撮影に応じるなど、思わぬトッププロとの触れ合いに、子どもたちも、そして親御さんたちも大興奮の大会となった。

桑名市では、スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会における社会貢献活動の一環として、2006年から17セットのスナッグゴルフ・スクールセットが小学校などに導入され、桑名市との連携により、2008年に第1回桑名スナッグゴルフ大会が始まり、その後、春と秋に毎年開催を重ね、桑名市はキッズゴルフの普及モデル地区となっている。桑名市からは伊藤徳宇市長が激励に訪れたほか、多くの運営スタッフが応援に駆け付け、コース準備や受付、進行管理や集計など、地元の子どもたちのがんばりに惜しみない汗を流した。
また、今年から一般社団法人日本高等学校ゴルフ連盟との連携により、スナッグゴルフからゴルフにステップアップする道筋をつくるべく、新たな取り組みが始まっている。

<大会成績上位/6ホール/230ヤード/パー22>

●総合優勝
諏訪龍ノ介 桑名市立藤が丘小学校5年 16ストローク
●6年生の部
優勝 小島菜七実 桑名市立星見ヶ丘小学校 20
2位 近田苑 桑名市立大山田南小学校 22
3位 瀬古皓介 桑名市立 大山田東小学校 22
4位 森藍丸 桑名市立星見ヶ丘小学校 22
●5年生の部
優勝 原田伊蔵 桑名市立在良小学校 16
2位 諏訪龍ノ介 桑名市立藤が丘小学校 16
3位 寺田壮汰 桑名市立修徳小学校 16
●4年生の部
優勝 中山 佳惟人 桑名市立藤が丘小学校 17
2位 中山 希歩人 桑名市立藤が丘小学校 20
3位 伊藤陽大 桑名市立 大山田東小学校 20
●3年生の部
優勝 三木のぞみ 桑名市立藤が丘小学校 19
2位 伊藤元亀 桑名市立藤が丘小学校 23
3位 太田遥 桑名市立星見ヶ丘小学校 25
※同スコアの場合には最終ホールからのカウントバックで順位を決定
●ホールインワン賞
小島菜七美 桑名市立星ヶ丘小学校6年 2番ホール20ヤード

★全ての成績は「コチラ」よりご覧いただけます。

<桑名市でのスナッグゴルフ導入実績>
2006年導入 多度西小学校/南小学校/東小学校/中小学校/北小学校
2007年導入 藤が丘小学校/伊曽島小学校
2008年導入 精義小学校/大和小学校
2009年導入 深谷小学校/地域スポーツクラブ「スポミンクラブ」
2010年導入 大山田西小学校/大山田南小学校
2011年導入 城南小学校/大山田東小学校
2012年導入 長島中部小学校/立教小学校
※累計17セットを導入

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