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アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ 2016

日本の賞金1位! 谷原秀人がアジアの精鋭を迎え撃つ

賞金王の昨年覇者がいない間に、虎視眈々。目下、賞金ランク1位がここからさらに差をつけていく。
今大会は、アジアと日本ツアーの共同主管で行われ、両ツアーの精鋭が出場枠をほぼ半数に分け合い、しのぎを削るが過去に同様の形で開催された2大会で優勝経験があるのが谷原だ。

2003年のアジア・ジャパン沖縄オープンと、2008年に制したアジアパシフィック パナソニックオープンの開催コースはしかも、ここ茨木だった。

あれから、大幅な改修が行われたコースは距離が伸び、グリーンも印象が変わってしまった。「もっと難しくなりました」と、当時の知識がすべて役に立つというわけでもないが今回も「フェアウェイに行けばなんとかなる」と、この日は後輩の藤本佳則(=写真中)との練習ラウンドで、掴むものもあった。

目下賞金ランク2位につける、昨年覇者の金庚泰 (キムキョンテ)は現在、米ツアーの入れ替え戦で奮闘中だ。鬼のいぬ間に突き放す。
いつでもどこでもマイペースな男は、今年こそ賞金王との周囲の声も「そうですねえ」。今はまだ、のらりくらりと人ごとのようにかわしつつ、狙った獲物は逃したくない。
今週は、日本の賞金1位が堂々と、アジア勢を迎え撃つ。

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