第一声で、「日本ツアーの代表として、いいプレーをしたいな、と思います」と、述べた。
本大会はプロ転向の2020年に、コロナによる米国開催で初出場してから、今年4年連続の参戦を果たした。
「PGAツアーの選手たちと同じフィールドで戦わせてもらい、素晴らしい体験をさせていただいている。それは凄く大きなチャンスであり、毎年毎年、成長させてもらっているんじゃないか」と、感謝を語る。
出場2年目の2021年には7位タイ。
大会自己最高のトップ10につけたが、4日通算5アンダーは圧勝した大学先輩の松山英樹と10打差もあり、「松山選手との差や凄さを改めて感じた試合。そこからまた少しずつ成長していく姿を見せることができたら」と、その後の大きな原動力にもなっている。
より大きな結果を求めて、前半9ホールを現在賞金2位の中島啓太と回った前日火曜日の練習ラウンドでコースを入念にチェック。
「コンディションは本当に素晴らしい。グリーンスピードは速くて、ラフはボールが沈みやすくて、難しいコンディションになっている。ティショットだったり、自分のプレーをやりきることが重要」と、肝に銘じた。
先週の「日本オープン」は2日目に59位でこらえて今季初の予選敗退は免れたが、初日81位の出遅れが響いて、今季ワーストの27位タイ。
「今年で一番、苦しんだ1週間だったんですけど、難しいコースで得られた経験は、今週も活かされると思うし、大きなチャンス。そこでしっかりいいプレーを出したいなと思います」と、バネにする。
今年は、自身も含めてJGTO枠から13人が出場する。
「みんなでしっかり自分たちのプレーを出して、日本ツアーのレベルを見せつけたいなと思います」。
賞金1位が共闘を呼びかけた。