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ダンロップフェニックストーナメント 2016

昨年覇者が宮崎入り! ブーゲンビリア空港で歓待を受けた優作

今週は、17日から始まるダンロップフェニックス。次週は女子ツアーの最終戦「リコーカップ」。男女2つのビッグイベントを軸に11月の宮崎は、ゴルフ一色になる。「みやざきゴルフマンス」と称して県をあげて盛り上がろうという気運が高まる。

その真っ只中に降り立てば、おのずと連覇への思いも強くなる。
今年も宮崎のブーゲンビリア空港に誕生した大会の記念ブースは、優作一色。
14日の月曜日。到着ロビーから、赤い絨毯に沿って進み出た空港オアシス広場、通称「エアポートゴルフリゾート」のステージで、宮崎親善レディの湯地可南子さんから贈られた花束とレイは、沖縄出身だけに、さすがサマになる?!

菊池克頼・宮崎市観光協会会長から歓迎のご挨拶と、松永裕文・同副会長から頂いた神話の地ゆかりの記念品。
「岩戸神楽神面(いわとがくらしんめん)」は天岩戸(あまのいわと)に隠れた太陽神・天照大神(あまてらすおおみかみ)を岩屋から引き出した手力男命(てぢからおのみこと)がモチーフという。

手力男命は力自慢の神様にあやかり今年も美しく、力強いスイングで連覇を狙って欲しいとの地元のみなさんの願いがこめられているという。
数々の歓待を受けて感激しきりの優作は、「今年もぜひ、良いプレーをお見せしたい」。

先週は、大学の後輩が偉業を達成した。三井住友VISA太平洋マスターズで圧勝の国内連勝を飾った松山英樹。
その松山を、2位に下した昨年のダンロップフェニックス。「去年は、ヒデキが先輩思いだった」と勝因は、それくらいしか思いつかない。
昨年のVTRを何度見返しても「どうやって勝てたのかなと」。苦笑いでその驚異には、改めて震えるばかりだ。

今年は残念ながら、宮崎に松山は来ないが優作にはひとつ、気が引き締まる直近の苦い記憶がある。

兄・聖志とともにホストプロをつとめた2週前の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」は、兄弟そろって予選落ち。
大事な試合でピークに持って来られなかった自らの不甲斐なさを振り返るにつけても「本当に情けない」。
今週、少しでも払拭したい。

打倒・松山をやり通せた昨年大会。
「先週の優勝を見ても、凄い選手と思うがその彼を倒して優勝したのも凄いこと。去年の良いイメージを持って今年もやりたい」。
今年もオフの合宿でもお世話になった。「おいしい宮崎の食事、温かい人たち。みなさんには僕たちが、難コースをいかに攻略するかを見て欲しい。最後の最後まで勝敗が分からない。そんな展開を、今年も宮崎の方々に見て頂きたい」。
そして、今年も大接戦を最後に勝ち抜くのは自分でありたい。新選手会長が、連覇を狙う。

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