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Masters Tournament

松山英樹は38位、シェフラーが大会2勝目(マスターズ最終日)

13回目のマスターズは38位タイだった。
最終ラウンドを通算5オーバーの28位で出た松山英樹は、1バーディ、3ボギーの「74」。
通算7オーバーで戦い終えた。   *松山のマスターズ全成績



スタートの1番で、約3メートルのバーディチャンスがカップに届かなかった。

「グリーンの速度が想定より遅かった」という。


「そこになかなか苦労して、対応できなかった。速いのか遅いのかわからなくなって、そのあともよくわからないまま終わってしまいました」と、最初の感触が尾を引いた。


左の林のほうに曲げた2番や、続けて右に曲げた7番、8番などショットもいつになく乱れがちだった。

「昨日終わってからと、今日の朝も練習はめちゃくちゃよかった。それが、コースに来て思うようにできなかった感じがあったので。それをどうやったらうまく対応できるか」。


修正を試みながら、木と木のわずかな間を抜いてしのいだ7番や、マウンド越えのアプローチからチャンスを作った8番、約7メートルを沈めて最初のバーディを奪った9番など高度な小技で補ったが、14番では完璧に打った、と思えた2打目がグリーンの奥へ。

6番と、2打目が木の根元から出すだけになった10番とで3つめのボギーを喫した。


「苦しいゴルフでしたね」と、苦笑した。
「こういうコースでも対応できるのが大事」と、悔しさをのみ込んだ。


「ショットも、パットも。もう少し時間かかりそうな感じだったので。まず練習できる体にしっかり戻して。課題にしっかりと向き合って頑張りたいなと思います」と、先を見据えた。


2021年にアジア勢初制覇。
「自分のコンディションがよく、プラス、コースとのその年の相性もあると思うので」。

今年の予選2日目は50位タイと薄氷ではあったが、10年連続12回の決勝進出(予選敗退は14年のみ)を重ねてきたからこそ言える。
「その年の相性がよければまたチャンスはあるんじゃないかな」と、次のV2チャンスを模索する。


「今週も飛距離という意味では、ここ2年間飛んでなかったものが、ちょっとずつ戻りつつあるのが実感できたので」。

オーガスタでこそ進捗が感じられたのは大きい。

「それをしっかり継続して、残りシーズン頑張っていきたいと思います」と13回目の挑戦を締めくくった。


優勝は世界ランク1位のスコッティ・シェフラー



通算11アンダーは、2位に4打差の圧勝で22年に続く大会2勝目。




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