Tournament article

ZOZO CHAMPIONSHIP

松山英樹が会見。凱旋の意気込みやプレッシャーを語る

まだ練習日の習志野で、すでに大ギャラリーの熱視線を浴びていた。

練習ラウンドに“丸山代表監督”も付き添ってました

松山英樹が今年最初で最後の日本プレー。
「日本でプレーするのはすごい楽しみ。僕の中でも一つのイベントなので、頑張りたいなと思います」と、火曜日の事前会見で、意気込みを述べた。




      その一方で、「メダルを獲ってから日本で初めてのプレーなので。今週も同じように良いプレーをしないといけないな、というプレッシャーはあります」と、心境を吐露した。

      今季は2月の「ジェネシス招待」で優勝し、8月のパリ五輪で悲願の銅メダルを獲得すると、すぐ2週後の「フェデックスセントジュード」で、通算10勝目を達成した。

      偉業を続ける日本のエースは、凱旋試合で勝つことだけを求められる。

      「もちろん、優勝を目指してやっていますが、自分がやりたいことをどこまでやれるか。残り2日間でよい状態にもっていけれるように頑張りたい。しっかりと健闘しながら、結果につなげていければ」と、自身に期待を込めた。

      本大会は、日本男子として初めて「マスターズ」を制した21年に通算7勝目を達成。同年の東京五輪で銅メダル争いに敗れた直後でもあり、日本開催のPGAツアーはより歓喜に溢れた。

      「すごく自分の中で良い思い出です」。

      大会発足の2019年は、ウッズの最多通算82勝に敗れて2位だった。

      コロナで唯一年、アメリカ開催だった20年も含めて毎年出場を続けてきた思い入れの試合だが、6回目の今年が最後の開催と、主催者から発表された。

      「ここで大会をやっていただいて、ほんとにたくさんのギャラリーに来ていただいて、すごく良い思い出になりました」と、改めて感謝を述べ、「全力で戦っている姿を見てもらって、結果が良ければもちろん良い」。

      最終年を有終の美で飾る。


        関連記事