今季、参戦2季目の米二部コーンフェリーツアーで初優勝(6月「UNCヘルス選手権」)を含む4度のトップ10を記録し、ポイントランキングは25位。
上位30位内のPGAツアー昇格を決めて来た。
「僕にとっては夢の舞台。本当にそこに行きたくて、ジュニアの時から頑張ってきた」と予選会から挑戦。昨季から転戦を始めたが、「最初は予選も通らない。何で通らないんだろう、と日々考えた」と、初年度はポイントランキング100位に終わった。
「つらい2年間でした」と、振り返る。
「150名の選手が毎週、試合をする中で120 名が優勝できる実力を思っている。総合的に実力が高くないと勝てない」。
9歳から本場アメリカでゴルフを学んだ逆輸入選手にさえ立ちはだかった分厚い壁。
「去年と今年はすべてを色々変える年」と、腰を据えて臨んだ。
「アメリカに行って気づいたのは、みんな試合中も、終わったあともすごいトレーニングをする」。
逞しい選手たちの姿を励みに自身も心身共に強化に励み、今年初戦のコロンビアでは、食中毒にかかりながら8位に。
「そういう中でも結果を残していかなければいけない」と、固い決意が実を結んだ。
夢のPGAツアー昇格を決めて臨む3年連続3度目のホスト試合は、今年が開催最終年だ。
「スポンサーの方や、応援してくださる方がいなかったらここまで来られなかった」と感謝に堪えない。
「皆さんの力で生きている。優勝したい。結果で恩返しをしたいと思います」と、ホストプロは繰り返し意気込みを述べた。