今季すでに4勝を挙げるなど、JGTOでいま最も勢いのある一人は、予選ラウンドで通算7勝の人気者マックス・ホーマ(米)と組まれるなど共催のPGAツアーからも注目を受けており、「ペアリングをみたときはすごい興奮しました」などと、本人も大喜びだ。
「世界一流のプレーヤーと予選ラウンドからプレーできるのは楽しみですし、普通のトーナメントよりは緊張もするとは思いますが、それも楽しみながらプレーできたらな」と、あす24日朝9時18分(10番H~)のティオフを心待ちにしている。
初出場の昨年大会は、風の吹くなか6位の好成績を残して、次戦の米「ワールドワイドテクノロジー選手権」にも出場。
「去年は実力以上の成績で終われたのかな、と思います」と、謙遜するが、今年は前週日曜から会場入りし、22日火曜日の公式練習は、米1勝の小平智(こだいら・さとし)やベテランの岩田寛(いわた・ひろし)らとプレー。
「昨年同様に、ティショットをラフに入れると難しい」と、警戒は解かないが、「コース自体は雰囲気も好きですし、去年の良いイメージがあるので相性は良い。距離もすごい長いわけではないので日本人でも戦えるコースだと思います」と、この1年でその見え方にも変化が見える。
「米ツアーは小さいころから見てきて憧れの舞台。そこを目指してやれたらな、と思います」とPGAツアーへの思いを語り、日本ツアーの次戦「三井住友VISA太平洋マスターズ」終了時の賞金1位に付与される、来季PGAツアーの最終予選会への挑戦意思も表明した。
「今年は、去年よりも成長を感じられるような1週間にしたい。優勝目指して頑張りたいと思います」と、目標を言い終えると、この日は午後から日本勢5人しかエントリーされなかったプロアマ戦に参加。
JGTOの賞金1位者として、開催前のおもてなしにも尽力していた。