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フジサンケイクラシック 2016
池田勇太は悲願の大会初制覇へ
2014年には単独首位で出ながらその年は、最終日に発生した深い濃霧に初制覇のチャンスも、のみこまれた。
2012年には、土壇場で金庚泰(キムキョンテ)にバーディを奪われ、1打差の2位に甘んじた。富士桜であと一歩、届かないのが続いており、タイトル獲りへの思いはつのる。
「好きなコースなので。次はしっかり勝ちきりたい」。112年ぶりにゴルフが正式種目に復活したリオ五輪で、代表をつとめたオリンピアンは、帰国してから1週間がたった先週もまだ、時差ボケに悩まされていたものだが「今はもう、朝までぐっすり眠れる」と、連覇をかけた「RIZAP KBCオーガスタ」は最終日に66をマーク。体もやっと日本時間に戻って、心置きなく頂点を狙っていける。