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フジサンケイクラシック 2016

山梨県勢! 河野(かわの)晃一郎が好発進

生まれは東京だが、ここ山梨育ち。ここ富士桜から、車で40分ほどの笛吹市で、12歳から約13年間を過ごした。

シード権は、2013年から失ったままだが今大会は、28日月曜日に行われた予選会「マンデートーナメント」を10位タイで突破して、迎えた今季ツアーの初戦は2010年に、サンドセーブ率でランク1位に輝いた小技を駆使して出だしの1番から3連続バーディを奪うなど、1アンダーは8位タイと上々の滑り出しをした。

今週から、ステンレス製のアイアンに入れ替えた。その上、「師匠」と仰ぎ、今年も頻繁に練習に参加しているジャンボ尾崎の影響を受けて、シャフトの長さを伸ばした効果で、「今までより2番手飛ぶ」と、初日は塩見好輝と浅地洋佑の若い2人に挟まれても、2打目以降で、アドバンテージを取った。
大会前日は31日水曜日のプロアマ戦では、交流のある俳優の佐藤浩市さんや、椎名桔平さんを“アテンド”。開幕前はロープの外でも存在感を示したご当地プロ。

2011年には、その年の賞金王を倒した男。ツアー初制覇を達成した「マイナビABCチャンピオンシップは、韓国の裵相文とのプレーオフ6ホールを制して名前を売ったが、「試合に出ないと忘れられちゃう」。本戦でも存在感を示して、ここ地元山梨を復活の契機としたい。

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