HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 2016

宮里優作が今週も好調

この日はインスタートの前半と、後半でまるで「別人」のゴルフは、「後半は、ティショットが2回しかフェアウェイに行ってないせい」。落としとしどころの狭さとラフの深さは、ひとたびショットが乱れ出すと、太刀打ち出来ない。

「ティショットで狙える位置にないと、スコアにならない」と、スタートの10番から5連続バーディも一転、アウトコースはイーブンパーのゴルフにブレーキはかかったが、昨年の初回大会も優勝争いを繰り広げて6位タイに。

相性は悪くない。
「立ちやすくてイメージが出やすいホールが多い」と、この日初日は主管の日本ゴルフツアー機構でトーナメント担当理事をつとめる田中秀道が、今週はコースセッティングのアドバイザーとして携わり、ここ石岡での優勝経験(99年アコムインターナショナル)を生かして監修にあたったこの日のホールロケ-ションにも、優作は燃えるものを感じた。
「ピン位置が今までにない感じで非常に面白かった」と、ツアー通算10勝の先輩からの挑戦にも応えた。

3日月曜日の昼間は来月の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」のメディア懇親会にホストプロとして参加。
そして、夜には新選手会長として、サンクフル主催者懇親会で主催者のみなさんをおもてなしした。フル回転の忙しい1日をこなして、首位から出た先週のトップ杯東海クラシックに続いて、今週も好発進した。
今季序盤はスロースタートも「ようやく兆しが出てきたので。ここから先も、腐らずにやりたい」。ここからますます波に乗っていく。

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