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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2016

ホストプロの池田勇太は「誰よりも、それを期待されているのは日清さん」

先週は、ザ・ノースカントリーゴルフクラブで行われた「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」の最終日に、同組で64を出した大堀裕次郎と競い合うように、65で回ってきた池田。

「今年はまず一番、意識して照準を合わせてきた」と言い切る今週につながる快進撃だった。「パットが入ってくれればこのくらいは出る。今日は、来週を見据えてゴルフをさせてもらった」とひとつ、確かな答えを出して大事な試合に挑める。

2016年度のプロ日本一を決める「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」は、タイトルスポンサーでもある日清食品所属のホストプロ。

今年、同大会の舞台となる、2週続きの北の大地は「北海道クラシックゴルフクラブ」だ。日本アマや大学の対抗戦でも経験があるコースは「寒くて、毎日カシミアを着てゴルフをしたり、そんなに良い思い出があるわけじゃないけれど」。まったく馴染みがないわけではない。

また今週は、11日時点の世界ランキングで決定する8月のリオ五輪の“最終選考会”でもあり、かねてより代表入りを熱望している池田には、なおさら気合いが入るというものだ。

これまでのツアー通算14勝の中でも、道内のコースは「小樽(11年のサン・クロレラ クラシック)」と「輪厚(10年ANAオープン)」と、そして2009年の今大会。ツアー初優勝を飾った日本プロゴルフ選手権の「恵庭」と、目下3コースを制して、もし今年、自身2度目のプロ日本一なら、4コース目制覇!

「・・・それを、誰よりも期待しているのは日清さんだから」。
ホストプロとしての自覚も満タンに、池田が会場入りする。

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