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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2016

大堀裕次郎が“2日連続”のビッグスコア

先週の最終日から数えると“2日間”で12アンダーの計算だ。一般社団法人日本ゴルフツアー機構が主管する普段のツアーでは、昨季のチャレンジトーナメントの賞金ランク7位の資格で参戦。しかし今週、公益社団法人日本プロゴルフ協会が主催するこのプロ日本一決定戦では大会独自の予選会で1位通過を果たして出場する大堀が、引き続き好調だ。

「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」は日曜日に、64で回った。
リランキング組の大堀には「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で実施される出場優先順位の今年1回目の組み替えが控えて「プレッシャーもかかる中で、9アンダーが出せたことが、自信になった」と、先週の流れを切らさず「今日も思い切って出来た。メンタル面が大きかった」と、3位タイで飛び出した。

2つ上で、大阪学院大ではチームメイトだったお姉さんの薫さんと地元・兵庫の“神戸弁”の掛け合いも息ぴったりの好発進は、午後組のベストスコアタイもさることながら「ノーボギーで回れたのが良かった」。
13番では大会こだわりのバンカーに打ち込み、残した3メートルは、奥から難しいスライスラインもしのいだ。
先週からの北海道2連戦は、来る前から期するものがあったというが、「あまり大きなことを言って明日、打つとダメなのでこのくらいにしておきます」。
学生時代は尊敬する人に、ダウンタウンの松本人志さんをあげた根っからの関西人が、虎視眈々と上位を狙う。

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