SMBCシンガポールオープン 2016

目指すはマスターズ! 小平智が自身の2戦目

プロアマ戦のスコアカードを提出する小平(左)。海外ではまず普段と違う環境にいち早く慣れることも、活躍の鍵!
27日水曜日は、プロアマ戦。アジアと日本の共同主管競技だが各種イベントや本戦は、開催国のホームツアーの規定にのっとって行われるため、普段と勝手が違うことも、いろいろ出てくるが、もうすぐにも、このツアーで連戦することになるかもしれない。
「僕も海外志向が強いので。出られる試合はどこでも出たい。もちろんここで優勝してアジアのシード権が欲しいです」。

昨シーズンが終わるなり、年末から正月返上で、調整を続けてきた。試合勘も途切れていない。2週前には、米ツアー「ソニーオープンinハワイ」に挑戦して予選を突破したのは良かったが、なんと最終日にプレーをさせてもらえないという憂き目に。

米ツアーの最新の規定では、79人以上が決勝ラウンドにすすんだ大会では最終日に出場人数制限(MDF)が施行されることになっている。87人が予選通過した同大会でも、上位70位タイ以下の選手が最終ラウンドをプレーできず、小平もその対象に。

「やっぱり4日間、やってゴルフ。しかも予選を通っているのに、4日間出来ないなんて初めてのこと。本当に凄く悔しかった」と、プライドを打ち砕かれた記憶でさえもしたたかに、今後の糧にする。

「今年は、世界ランクで50位に入って来年のマスターズに出ることが目標です」。
そのために、どんな小さなチャンスでも、貪欲につかみ取っていくつもり。
「世界につながるやつにはどんな試合も挑戦していきたい。意識して取り組んで行きたいです」。

昨季は、古閑美保さんとの交際報道で賑わせた。「そのことと、成績とは一緒にしない」と自分としては、仕事とプライベートをきっちり分けているつもりでも、周囲の喧噪は避けられず、「その中でも1勝をすることができて。この3年、毎年勝ち星を重ねていることで自分でも、実力をつけていると感じている。今年もまずは前半戦でしっかりと結果を残していきたいです」。
昨季は日本オープンで通算3勝目をあげて、つかみ取った日本一の称号を名刺代わりに、まずはここシンガポールから世界進出をもくろむ。

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