Tournament article
ひまわりドラゴンCUP 2016
大堀裕次郎はショートホールでのバーディがショットの好調さを知るバロメーター
そんな右肩上がりのゴルフの背景には、『日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills』前後から持続している好調なショットがあるという。
「アイアンの距離感が自分のショットを左右する調子のバロメーターなのですが、番手ごとの距離感が今はイメージとバッチリあっていますし、自信を持って打てていますね」と、大堀は語る。
その言葉を裏付けているのが、今日のショートホールに現れている。
4つのショートホールのうち、3つでバーディを奪取。風や地形の高低差などもある中、自分のイメージ通りに選択した番手で、きっちりとバーディチャンスを作り出し、それを決めていった。
また、昨日は不調であったパッティングも今日は好調で「昨日は、スライスラインがことごとく入らなかった。カップまでのラインをイメージしてしまっていたが、今日はライン上にスパットを見つけて、ラインはそのスパットを信じて打つだけ。大切にしたのはタッチで、そのように打つようにしたら、スライスラインが決まり出しました。ショットも良かったのですが、このパターが噛み合ってくれたことが、今後にも繋がるラウンドになったと思っています」
好調なショットとイメージを変えて入り出したパッティング。次戦は来週のレギュラーツアー『ISPSハンダグローバルカップ』に出場する大堀の活躍が楽しみだ。