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東建ホームメイトカップ 2017
永野竜太郎が今年も熊本愛の8位タイ
永野にとっては新婚の春でもある。今年1月に式を挙げたばかりの新妻が、応援に駆けつけた目の前で、ボギーなしの69で上がっても「今日はもう少し、伸ばせた」。
ほんの紙一重でパットが入らない。
スタートの1番でも4メートルのチャンスを逃した。17番は最後のパー5で「絶対にイーグルを獲らないと」と、10メートルから強気に打ったファーストパットは、カップを大きく行きすぎた。
さらに返しを外して3パットのパーに終わって悔しそうだ。
昨年は、大会初日に地元熊本が大地震に襲われて、大混乱の中で3位に入った。
「開幕戦ということで、なおさらぴりっとする以上に気持ちが入る大会になった」。
今年はこの日16日の最終日が、2度目の本震から1年目ということもあり、最後まで思いがこもったプレーとなった。
このオフには、やはり熊本出身の重永亜斗夢らと、地元の子どもたちと触れあうなど「まわりのみんなのためにも頑張らないといけないと思っている」。
永野には今年、守るべきものも出来て、ますます地元愛を強くする国内初戦となった。