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カシオワールドオープン 2017
シード権争いの選手にはこれが最後の戦いだ
2015年度に実行された規定改定により、今年も賞金ランキング75位までが、シード権獲得の大きなボーダーラインとなるが、その中でも来季の出場優先順位がより高いのが60位まで。61位から75位は、チャレンジトーナメントの上位者やQTランキング者らと合わせて秋に出場優先順位の組み替え(フォールシャッフル)が行われたり、資格や条件が厳しくなるため、選手や関係者間ではその格差を区別する目的で、それぞれを“第一シード” “第二シード”などと名付けて呼んでいる。
今週は特に、この二つの線上で熾烈な戦いが、繰り広げられるわけだがここで、先週のダンロップフェニックス終了時点の各線上を検証してみる。
60位 松村道央(1469万968円)
61位 P・サクサンシン(1442万1000円)
62位 X・シャウフェレ(1440万円)
63位 出水田大二郎(1387円2479円)
64位 薗田峻輔(1371万9243円)
65位 竹安俊也(1368万881円)
66位 朴ジュンウォン(1365万237円)
67位 ドンファン(1354万4046円)
68位 W・J・リー(1234万8000円)
69位 崔虎星(1213万1921円)
70位 北村晃一(1198万5818円)
71位 池村寛世(1184万1432円)
72位 正岡竜二(1139万9196円)
73位 日高将史(1101万6500円)
74位 丸山大輔(1092万4662円)
75位 浅地洋佑(1089万8808円)
76位 D・ブランスドン(1076万9474円)
上記一覧上では現状、60位の松村と61位のサクサンシンの間に第一シードのラインが、第二シードは75位の浅地と、76位のブランスドンの間に引かれるところであるが、該当順位の中には出場義務試合数を満たしておらず、その対象から外れる選手がいる。
対象外の選手は以下。
22位 B・ケプカ
32位 梁津萬
61位 サクサンシン
62位 シャウフェレ
78位 クルーガー
81位 ピジェム
86位 松山英樹
よって、以上の対象外選手に★マークをつけて順位を繰り下げ、かつ先週までのランキングに第一、第二それぞれのボーダー線を引いてみると・・・。
★22位 B・ケプカ
★32位 梁津萬
60位 松村道央(1469万968円)
★61位 P・サクサンシン(1442万1000円)
★62位 X・シャウフェレ(1440万円)
63位 出水田大二郎(1387円2479円)
64位 薗田峻輔(1371万9243円)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(第一シード)
65位 竹安俊也(1368万881円)
66位 朴ジュンウォン(1365万237円)
67位 ドンファン(1354万4046円)
68位 W・J・リー(1234万8000円)
69位 崔虎星(1213万1921円)
70位 北村晃一(1198万5818円)
71位 池村寛世(1184万1432円)
72位 正岡竜二(1139万9196円)
73位 日高将史(1101万6500円)
74位 丸山大輔(1092万4662円)
75位 浅地洋佑(1089万8808円)
76位 D・ブランスドン(1076万9474円)
77位 H・リー(1013万6075円)
★78位 J・クルーガー(998万5766円)
79位 川村昌弘(987万1054円)
80位 趙珉珪(973万2774円)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(第二シード)
★81位 C・ピジェム(964万9200円)
82位 K・バーンズ(865万8633円)
それぞれ渦中の選手たちが、今年も土壇場のこのカシオワールドオープンで、どんなドラマを描くか。