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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2017
ゆうたはゆうたでも、木下裕太が3アンダー
今年のこのツアープレーヤーNO.1決定戦は、昨年のファイナルQTランク18位で初めてつかんだ出場権。
「難しすぎて。集中して必死にやっていたら、スコアが出ていた」。
いよいよ、難易度が増す後半のインコースは11番で、5メートルのパーパットを拾い、次の12番ではワンパットパーでしのぐと、13番から連続バーディで、「いい流れが来た」と、この日はボギーも2個で堪えた。
初の本格参戦となった今季は前の2試合で、無難に予選通過を果たしても「攻めるとこ攻めないと、あっという間に終わってしまう」との教訓が、難しい宍戸でさっそく生きた。
「伸ばし合いは好きではない。難しいセッティングで耐えなきゃいけないコースが好き」と、3アンダーで回った。
池田勇太の練習場でもあった地元千葉の北谷津ゴルフガーデンでゴルフを覚えた。ひとつ上の池田は常にあこがれの存在だった。
「小・中時代は池田さんに勝てれば優勝みたいな構図があった」。昨年の賞金王も、木下には「そりゃそうだろうな、というぐらい。小学校のときから本当に上手かった」。
懸命に、後を追いかけていくつもりだったが「違う世界に行っちゃいましたね」。
今季はせっかく、木下が初の本格参戦を果たしても池田がアメリカに行ったっきりで「この2年ほどは連絡も取れていない」。
今週は宍戸から、消息を伝えられたら。