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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2017
これぞ賞金1位の実力。小平智が6位タイ浮上
「どうもこうもやばいです」と、苦笑いが止まらなかった。
「今日は出来るのかなと思った」と、中断や中止さえ、頭をよぎった強風の3日目。
「大けがはしないように。風がやんだ間に打ちたいと、急いだり、リズムが速くならないように」。
それでも、グリーン上ではスライスと読んだのがフックになったり、フックと読んだのがスライスになったり、パットのラインも風の影響で、生きているようにうごめき苦心した。
試練の3日目。
「耐えました」。
強風下で踏ん張れた。
賞金1位で迎えた今週もまた「ショットもアプローチもパットも。トータル的にレベルが上がっているし、マネジメントも出来るようになった」。
ゴルフの底上げを感じられる土曜日になった。
首位とは6打差だが、JGTO会長の青木功が全面改修に心血を注いだコースは「何が起きるか分からない」。
この3日で、身にしみたことだ。
「苦手なコースとか、難しいコースで結果が残せるようになれば、自信になる。明日は優勝する気持ちで頑張る。ガンガン攻めていく」。
強い風にも、賞金1位の勢いは止められない。