2013年から2年間、地元宮崎市内のホンマのショップでレッスン講師をつとめたご縁で主催者推薦を受けた今週。今季は日本プロに次ぐ2試合目のツアーで、頂いたチャンスを存分に活かした。
日高が自己ベストの3位タイに入った。

4日間ボギーなしの宮里には及ばずとも最終日は自身もボギーなしの66を出して「自分がびっくりしています」と、柔和な目を丸くした。

「優勝なんて、全然考えてなかった。最終組の3つ前で回れたのが良かった。もし優作さんと回っていたら、緊張してこの結果もなかった。今日は楽しんでやれた」と17番では、8メートルもの長いバーディトライをねじ込んだ。

大会2日目には、ジャンボが年齢と同じ「70」で回って2013年の自身の記録に次ぐツアー史上2度目のエージシュートを達成したが、今年31歳のマサシも自分史上最高のゴルフを演じることが出来た。
ジャンボと一字違いの「将史」は「父親がファンだったので、多少はあるみたい」と、偉大なマサシにしっかりとあやかることが出来た。
直近の試合で10位内の資格で、2週後のブリヂストンオープンの出場権を獲得したが、同週には主戦場のチャレンジトーナメントの「太平洋クラブチャレンジ」が控えており、どちらの試合を選択するのが、より来シーズンへの近道か。
「迷いますね」。
贅沢な悩みに、しばらく思案が続く。

• 日高 将史