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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2017
2007年大会の覇者! 伊澤利光が思い出の喜瀬で
「懐かしいな」と、少し遠い目をしてから「このコースのカギはなんといっても芝目のあるグリーン」。今はまだ、先の連休中の大雨で、地盤がゆるくなっているそうだが「2007年みたいにグリーンが締まってくると大変」。
勝手知ったる者として、コース攻略も虎視眈々。
「優勝争いしたい」と意気込んだ。
長らくの戦線離脱から、本格復帰を果たした今年、日本ゴルフツアー機構が主管するトーナメントは「生涯獲得賞金25位内」の資格を使って出られるが、公益社団法人日本プロゴルフ協会が主催する今大会は、過去10年の歴代覇者の資格にぎりぎり間に合った。
ツアー復帰にあたって「今年はこの大会が、一番大事だと思っていた」と照準を合わせてきた。
今シーズンは、初戦の海外2戦も含めてすでに5試合が終わり、「今週も、年上はジャンボさんくらいしかいない」と久しぶりの連戦も、周りはすっかり若返ってほとんど知らない顔ばかりでも、マイペースで楽しんでいる。
一方で、2週前の中日クラウンズでは、同級生の谷口徹が2位につけたし、負けられない。
「早く、良いゴルフが出来るように頑張りたい」。
思い出の沖縄で、伊澤がかつての輝きを取り戻す。