Tournament article
ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦〜決勝) 2017
1位と2位がベスト16へ
池田勇太は、同ランク最下位の120位から勝負を挑んできたベテラン、横尾要に5&4で快勝した。
「横尾さんは、昔から親しくさせていただいている先輩」。
31歳と、45歳という年齢差のギャップもなく、ホールアウト後も靴の掃除場でじゃれ合うなど、「気楽にやらせてもらえたのも良かった」と、池田としては、初戦から気持ちよくクラブハウスに帰ってきた。
マッチプレーランキング2位の谷原秀人は、前日火曜日のプロアマ戦でよぎった不安が、的中してしまった。
「昨日は10バーディも獲った。パットが入り過ぎたので、今日は入らないと思ったら、本当に入らなかった」と、同ランク118位のベテラン、甲斐慎太郎との一騎打ちは案の定、18番ホールまでもつれ込んだ。
「相手の駆け引きは全然ないです」と、とにかく自分のゴルフに懸命で、「ずっと苦しかった。ずっと入らなかった」と、なんとか1アップで辛勝して、「練習します」。
今年は序盤から世界中を駆け回り、日本ツアーは約3ヶ月ぶりの今季国内2戦目。
大事なホスト試合でみすみす負けるわけにはいかない。
「明日は(パットが)入って欲しい日」と祈る思いだ。
※1)マッチプレーランキング32位の朴ジュンウォンが開催前に棄権を申し出たため黄重坤(ハンジュンゴン)は不戦勝となりました。
※2)ISPSマッチプレーランキング・・・2016年のSMBCシンガポールオープンから2017年の日本ゴルフツアー選手権までの獲得賞金でランク付けされる。今回はそのうち上位7人と、2017年WGCブリヂストン招待出場資格者のショーン・ノリスの計8人がシード選手として今週の3回戦から加わった。