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トップ杯東海クラシック 2018

魔の16番で奇跡の1打!! ジュビック・パグンサンが首位に並ぶ

終盤は圧巻のゴルフで首位を捕らえた。16番は屈指のパー3。三好の名物ホールで案の定、左の崖下の深いラフに落とした。ピンまで20ヤードの2打目は、ピンの先も見えない手探りのリカバリーショット。目の前の木に命中させた。
跳ね返って「最初よりも10ヤードも後ろに行ってしまった」と、今度は左のサブグリーンの花道から「ダボで上がればいい」と、冷静に言い聞かせた第3打。
58度のアプローチは、盛大な歓声を聞いても「まさか入ったとは!!」にわかには、信じられない。
「このミラクルショットのおかげで気持ちをつなげることが出来た」。
スーパーセーブで首位と1打差でこらえて迎えた最終ホールもまた、スーパーショットが飛び出した。
フェアウェイから3Uの2打目は、ピンをかすめて奥2メートルに乗せた。この日最後のバーディチャンスを逃さず、池田勇太に追いついた。
「とても強い選手。最終組で回れることを、楽しみにしている」。自身初の日本ツアー初制覇がかかるが「そこは、深く考えずに今日までと同様、自分のゴルフに集中する」。
フィリピンの40歳が、7年目の日本でやっと悲願を成就させるか。

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