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マイナビABCチャンピオンシップ 2018
周吾が2週連続Vの前に済ませておきたいこと
「ジャンボさんに、お礼が言いたい」。
先週は、水曜日の練習ラウンドを一緒に回って今季初Vの契機を作ってくれたジャンボ尾崎に実はまだ、会えていない。
先週は、歓喜の婚約者も「周吾さんのゴルフを一杯見たいので、練習して欲しい」とおねだりしたほど。
選手には、それぞれ調整法があると思うが今平は、あまり練習場での練習を、重視していない。
この日の朝も練習場に向かったのはスタートの35分前。いつにもましてギリギリになってしまったのは、コンビニエンスストアのおにぎりが、売り切れというハプニングがあったからだそうだ。
いつもなら、頬張りながら出るところを、柏木キャディがギャラリープラザで調達してきた食事は、さすがに座って食べ
る時間が必要で、出遅れた。
練習場でレジェンドを探すつもりがこの日は4組目にスタートしたジャンボはすでに打席にいなかった。
そして、今平がプレーを終えるころにはもう、コースにいなかった。
「(今平から)まだ何も言われてないし、お土産ももらってない」と、冗談交じりにぼやいて宿に戻ったジャンボ。
「周吾はもともと力はあったと思うが、1個超えれば、もうひとつ超えていく。技術的なレベルアップを感じなければ出来ないことだが、それが出来たんじゃないのか?」。
「・・・超えました!」と、即答した今平だったが、2日目こそ報道陣からの伝え聞きではなくて、なんとか直に祝福の言葉を頂戴したいものだ。