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マイナビABCチャンピオンシップ 2018
周吾がキックボクサーに転身?!
開幕前日のこの日水曜日のプロアマ戦の合間に、聞こえてきた話という。
「キックボクシングは、股関節の使い方に良いとお聞きしたので。一回、試してみたいと思っています」とは、野球界のレジェンドから仕入れた情報という。
この日、元プロ野球投手の下柳剛さんとチームを組んだのだが実は、周吾は野球にはあかるくない。
「ほとんど知らなくて・・・」。
慌てて前夜、お名前を検索してみて少し、ビビった。
現役時代は、超・武闘派で知られ、ファイトプレーは日常茶飯事。「お会いするまでは、ちょっと怖かったのですが、実際はとても優しい方で色々教えていただくことが出来ました」。
例のキックボクシングも、その中で出て来た話題だったようで「現役時代にどのようなトレーニングをされていたのかを聞いて」。
現役時代の下柳さんも、たいへん寡黙な方だったと聞くが、周吾も負けず劣らずの口べたさん。
「普段は、あまり質問したりしないんですけど、チャンスがあるときは、少しでも頑張って聞くようにしています」と、さすがの周吾も貴重な機会を無駄にはしない。
先週やっと今季初Vを飾ったブリヂストンオープンでもそうだった。練習日の水曜日に思い切って、練習ラウンドを申し込んだのはジャンボ尾崎。
「技術的なこととか、気持ちの面でも。色々と教えていただいたので、それがあって先週、優勝できた」。
胸いっぱいに秘めた周吾の気持ちも、この日は昼前に来て、練習場で少し調整していたジャンボは、今平たちがプロアマ戦から上がってくる前に、早々に宿に引き上げてしまった。
「まだお会いできていないですけど、感謝していることを伝えたい」。
いくら口べたでも各界のレジェンドに言うべきことは、周吾だってちゃんと言えるのだ。