Tournament article
ダンロップフェニックストーナメント 2018
堀川未来夢の敵は・・・
悲願の初Vを取り損ねて「悔しいです。今日は18番まで落ち着いて出来ていた」。
大接戦を繰り広げて、首位タイで迎えた最終ホール。
ティショットを左のバンカーに入れた。フェアウェイに刻んで3打目は「PWか9Iか悩んで。アドレナリンが出ていたので、141ヤードを9Iで行こうと決めた」。
だが距離が足りずに今度は右手前の深いバンカーへ。
「ライは良かったけど難易度はかなりあった。一番警戒していたバンカー」。
まんまと罠にはまった。
「当たりが薄くて右に行ってしまった」。
寄せきれず、3メートルのパーパットも外してしまった。
17番をパーセーブして確認したスコアボードで市原と並んでいることは分かったが、「自分も18番でバーディを獲れば勝てると思っていた。パーでもプレーオフに持ち込む計算だった」。
2オンも可能なパー5で、しかしまさかのボギーで敗退。
念願の初Vを最終ホールで取り逃がした。
負けて引き上げた18番グリーン奥で、応援に駆けつけてくれた片山晋呉に労われて恐縮した。
今年、年頭に掲げたのがシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の初出場。
自己ベストの単独2位で、切符を確保できたのは「合格点」でも、25歳が同世代の初V者が続く今季の流れに乗る大チャンスを掴み損ねたのは、本当に残念だ。