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長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 2018

石川遼は、「ミスターに見ていただけると思ってプレーを」

10番から出た2日目の第1ラウンドは、11番でボギーが先行。17番では3パットでまたボギー。
この日の気温は10度。
肌寒く、曇天の北海道で着込んでいたセータ−も「3番は、ティショットもセカンドもミスしてひどいパーだったんです。ちょっとまずいと。気持ちを切り替えようと、脱いだらまさかの4バーディだった」。

同組の谷口徹は、最初からずっと半袖姿だった。
「谷口さんの気合いにかなり圧倒されていて。僕も早く脱げば良かった」と自分も半袖姿になると、残り145ヤードから9Iで1メートルにつけた4番の初バーディを皮切りに、3連続バーディでたちまち応戦。
8番もバーディとして、首位と4打差の2アンダーまで盛り返すと「優勝したい」。
初日が中止となり、この日は54ホールの短縮競技が発表された。金・土で予選ラウンドをこなすことになったが「今日は、自分の中では2日目だと思って。明日から決勝ラウンドという気持ちでやります」と短期決戦に早めに、戦闘モードに切り替えることにした。

2014年に大会を制した際には最終日に祝福に駆けつけてくださった名誉会長の長嶋茂雄氏。
しかし、今年は風邪のため、表彰式も欠席されることがこの日、主催者から発表された。
「心配ですが、まずは大事をとって頂きたいなという思い。本当に、来て頂けるだけで、選手にとって非常に大きなモチベーションであったのは間違いないので。きっと見ていただけると思ってプレーします」。
大会2度目の勇姿は、テレビを通して見ていただく。

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