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長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 2018
石川遼が連覇を狙う?!?!
その年賞金王に輝いた孔明と、プレーオフの末に大会初制覇を飾ったのは、2014年。
今年はそれ以来の出場ということもあり、本人の気持ちの中では4年ぶりの大会連勝ならそれを“連覇”として位置づけて、「そこを目指して頑張りたい」という意気込みということらしい。
相変わらず、スイングの試行錯誤は続いているが、「今までは、10回打って1回も打てなかった良い球が4、5回という割合で打てるようになってきて。球筋としては、今のほうが4年前より良いショットが打てている」。
今年もきっと、最終日に来てくださる。
この4年ですっかり熟した大人のゴルフで“ミスター”を魅了したい。
その直前に、この日4日はおもてなしに徹した。
水曜日の恒例行事はいつものように、身振り手振りでお客さまに渾身のレッスン会。
「今日は、僕自身は特に意識することはなかったですけど、お客さまからは、ブラックジョークが飛んでました」と浮かべた苦笑もちょっぴり複雑。
「僕としては、手放しで大笑いできる状況ではなかったし、会話の内容はさておき組全体は、とても楽しく出来ました」と安堵した。
JGTO会長の青木と片山晋呉と、並んで行った謝罪会見から、この日は初めてのプロアマ戦。
前日火曜日には緊急の選手ミーティングを行い、出席した約70選手が渡辺司・JGTOプロアマ担当理事の講義を受けるなどの対策を取った。
「でも、プロアマのマニュアルとかがあるわけではない。お客さまとの会話も、決まった形があるわけではない。ただ、お客さまとコミュニケーションが取れていなかったというところから(批判や誤解が)生まれていることも多いのでは?」というのが今回の一連の騒動から石川が感じ取った問題意識だった。
「昔からプロアマ戦に参加されているお客さまに聞くと、僕らのもっと先輩方は普段、近寄りがたい雰囲気はあってもお客さまが、取り残されるような感覚はなかったとか。プロアマではどう振るまうべきかと考えるよりも、それぞれがその場の雰囲気に合わせて楽しくプレーが出来ればいいのかな、と」。
その後の対応に、嫌でも注目が集まる中でも選手会長は、変に肩肘張らずに普段どおりにリラックス。
新たなファン層獲得の施策も着々だ。
このほど、ジャパンゴルフツアー選手会で始めたブログは「ファンの方から、ゴルフ場でプレーしている姿以外の部分を知りたいとの声が多かったので。その声にお応えしていこうと。今は選手会の理事が中心となって、他愛ない日常を投稿していますが今後はより多くの選手に協力してもらって幅広く運営していけるようになれば」と石川も、さっそく、佐藤キャディとの一場面を切り取り、初投稿を済ませた。
「ツアー選手を広く知ってもらうツールとして今後、活用していけたら」。
アメブロで、2年ぶりのツアー通算15勝目も報告できれば最高だ。