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〜全英への道〜ミズノオープン at ザ・ロイヤル ゴルフクラブ 2018

705ヤードの16番パー5はこの日ついに・・・

美しさの影にひそむ怖さ
強風が吹いた2日目はついにバーディなしの1日となった。705ヤードの16番だ。143人が回ったこの日の平均ストロークは5.762で18ホールの中、もっとも難しいパー5も、データが残る85年以降の記録でいうなら、史上5番目の難しさ。

初日までフォローの風が、この日は一転、強いアゲンストに変わって、ベストスコアタイの68を出した永野竜太郎はその難しさを「パー5だけど、パー6のイメージ」と表現。

首位タイの松村道央がかろうじて、奥4メートルのチャンスにつけたがこれが決まらず。
本来ならチャンスホールとなるはずのパー5も、あまりの長さにただの一人としてバーディがないという結果に終わった。
さて、いよいよ3日目は8000ヤード超のセッティングが施されるという。
ホストプロで、2015年大会のチャンピオン。手嶋多一は「ヨーロッパのほうに、こういう難しいコースは多いがここは水廻りの配置もきれいだし、晴れた日は特に景色が良い」とコースの美しさを絶賛しながら「明日の8000ヤードは80打つかも。そうなったら、そのまま水に入ります」と、冗談めかして笑った。
2日目に、ベストスコアタイを出した永野竜太郎も「明日は生きて帰れるかな?」。
誰もが戦々恐々の決勝ラウンド初日はいかに。

※史上もっとも難しいパー5ランキング
1位 5.977ストローク(1986年静岡オープン1R・静岡C浜岡コース16番)
2位 5.889ストローク(1990年三菱ギャラン3R・ゴールデンバレーGC18番)
3位 5.808ストローク(1987年関東オープン1R・総武CC総武C16番)
4位 5.778ストローク(1992年フジサンケイ4R・川奈ホテルGC12番)
5位 5.762ストローク(1987年静岡オープン・2R・静岡C浜岡コース16番)
5位 5.762ストローク(2018年ミズノオープン・2R・ザロイヤルGC16番)
7位 5.714ストローク(1987年関東オープン4R・総武CC総武C16番)



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